非日常

17日木曜日はもちろん「水のいのち」の練習のはず。(19日が本番)
 
諸事情で少し遅れて練習場にたどり着くと、外に漏れ聞こえるのは「愛の賛歌」。
 
そ~っとドアを開けるとすごい音圧と華やかな世界で、ちょっとばかりくらくらしました。
 
義母をケアセンターに送り出し、駐車場を探してうろうろしていた身にはココロの準備が足りなくて
 
一呼吸おいてから仲間に加えていただきました。
 
こちら側に入ってしまえば、ほどなく自分を取り戻し、楽しく歌うことができるのですが
 
毎週木曜日、こんな時間を過ごせるのはほんとにしあわせなことだなぁ・・と実感です。
 
たいがいのことはなんとかなるさと思えてくるのだから、歌の力、仲間の力ってすごいですね。
 
「海よ」の練習ももちろんしました。
 
微妙な時間の使い方や言葉の深さ、イントネーションに一致する正確な音程、などなど
 
こんなところに使う神経は、非日常の極みですが、返ってリフレッシュされる感じがあります。
 
のぼれ のぼりゆけ
 
みえないつばさ いちずなつばさ あるかぎり
 
このフレーズがなぜかぐっとくるのですね。
 
実利のない非日常だからこそ、現実に立ち向かう元気や勇気が出てくる、そんな気がします。
 
いい歌を歌いたい。しかもひとりではなく大勢の仲間とひとつのものをつくる。
 
その現場にいることのありがたさをたくさん感じた一日でした。