きらきらした時間

「はたち妻」 時間にすれば5分ちょっとの曲ですが、

1曲でほぼ1時間半、やることてんこ盛りの練習でした。

出だし、歌い終わり、ブレス、テンポの揺れ、音色、音量変化・・・・

楽譜に書いてあること、書いてないこと、一体何回マエストロは表情を求められたか、

表情を変えて、濃くして、息継ぎでなく表情にして

矢のように滝のように発せられるものを全身で受け止めて形にしていく

気持ちはあれども、一度でうまくいくことなんてほとんどないので、

ちょっと足りない、今度はやりすぎ、あーでもない、こーでもない、もう一度、もう一度、

それはもう大変で、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

夢中で歌っている時間、なんてきらきらしていることでしょう。

審査員の経験豊富なマエストロによれば

なんといっても第一印象が大事!

出だしから心をつかんでしまえるような素敵な演奏をしたいですね~