来る3月27日(木)、いつも練習している青少年会館で
【子どもたちのためのミニコンサート】を開くことになりました。
春休みのひととき、合唱のたのしさをたくさん味わっていただけたらいいな
という催しです。
コンクールなどにチャレンジすることは、自分たちの勉強になりますし、
ときには嬉しいごほうびもあったりして、充実した活動なのですが、
それだけでなく、歌うことの喜びを、感謝して広くお返ししていけたら♪
という気持ちで企画しました。
3月1日には南湖公民館まつりがあり、4月には老人ホームからもお声をかけて
いただいて、歌いに行くことになっています。
目の前にいるお客さまに本当に楽しんでいただけるかどうかは、
テクニックという部分だけでなく、私たちの気持ちのあり方が歌に
表れてしまいますから、とてもたいへんなことですよね。
今年は、去年できなかったこういう活動を通して
なにかまた新しい発見をしていけたらいいなと思います。
子どものためのコンサートは、学童保育に携わっているMさんから
何年か前から提案されていたのだが、なかなか実現できなかった。
今回、Mさんやコンマスから上記のような主旨の説明があって、歌う喜びをお返しする
還元するという発想ってすごくすてきだなぁと思った。
上手くなりたいという気持ちや向上心は大切なことだけれど
つい自分のことばかりになってしまいがちだ。
コンクールの全国大会などを聴いて、ほんとにうまいしきれいだし
圧倒的な音量はあるし、感心したけれど、持てるものを誇示する勢い
(もちろんそれがなくては進んでこれないが)が強ければ強いほど
聴いてるひとを幸せな気持ちにして欲しいなぁ・・・というのも少し感じた。
彼らだって、自分たちのコンサートではまた違うものを表現している
のだろうと思うけれどね。
どんな小さなステージでも大切に歌って、よかったなと思っていただけたら
賞をもらったりするのとは違ううれしさがあるような気がする。