息遣いの音楽

休符では息を吸わずにフレーズをつなぎ、休符のないところの息の取り方で表情を作る
 
冷酷に過ぎていく時間の中に、揺れやうねりの表現を詰め込む
 
消え入るのではなく、PPPPの音が存在する緊張感と集中力
 
眉間にしわが寄ってしまいそうな哲学的課題がずらりと並びます。
 
天才宮澤賢治のメッセージ性の高いテキストは、
 
なんとな~く歌うとのっぺりしてとてもつまらなくヘタクソに聞こえるようですね。
 
ダメ出しのオンパレードでしたが、噛みしめると味の出ることばかり。
 
揺れや脹らみや持続というような表現は、息遣い、息のコントロールが基本。
 
気が付くと干上がったような声を出しているし、途中で息が足りなくなるし
 
まだまだ修業が足りないなぁ~と痛感しました。
 
 
明日はおかあさんコーラス関東大会、
 
あさっては明大マンドリンクラブ定期演奏会の出演
 
暗譜の追い上げもあったりして、頭の中はフル回転です。
 
それもこれも修業のうち。
 
頭も体も使えるうちにうんと鍛えておかなくちゃ。
 
ビリーブとかエールとか、いい歌です。
 
ちゃんと伝わるように歌いたいですね。