極上仕上げ

♪そんなに腹を立てないで~

こんな歌詞で始まる「みのむしの歌」を歌ったのは、もうかれこれ20年以上も前のこと。

まだ子育て真っ最中だったので、子どもを叱っては悩んだりの毎日

自分に言い聞かせるように歌っていたなぁ

なんていうことが次々とよみがえってきます。

思えばずいぶん長いこと歌い続けているのですよね。

歌いに来るとほっとしたり元気が出たり、今も昔もとても大切でしあわせな時間です。


「Furusato」をアレンジしたボブ・チルコットはキングスシンガーズのメンバーだったことがあるのだそうです。

なるほどね~

イギリスの信長先生みたいな方なのですね。

誰でも知っているシンプルな曲ですが、やればやるほどアンサンブルが楽しく、

うまみも面白味もにじみ出てくる感じで、少人数でもやってみたくなります。


合唱祭で歌う「瑠璃色の地球」も鼻歌で口ずさめるようなポピュラーな曲。

特に苦労しなくでも、わ~っと盛り上がって歌うことは可能。

でも、こういう曲こそ合唱団の真価を問われる。

コンクールの時は、音程から表情から隅々にまで神経を行き届かせるように歌っています。

その集中力をそのままに、どこもおろそかにしないで仕上げるとどんなものができるのか。

コンクールを目指す中で得たものをこんな時に活かすことができたら

それはやはりコンクールをやっていたよかったということになる。

そんなに手を抜いているつもりはないのですが、

うたってみるとやっぱりどこかスイッチが違っているのかもしれません。

エストロのお話は心に沁みました。

いつだったか、コンクール全国金賞常連合唱団が多数集まって開かれたジョイントコンサートで

とても残念な思いをしたことがあります。

練習不足、やっつけ仕事、企画負け・・・

期待を膨らませてでかけたのに、申し訳ないですがそんな言葉で頭がいっぱいになってしまいました。

どんな時も、聴きに来てよかったと思っていただける歌を歌い続けたいですね。