3年ぶりのコンクール

3年ぶりのコンクール。県立音楽堂で歌うのも久しぶりです。

更衣も発声もリハーサルもなく、

この日指揮者と初めて顔を合わせるのが本番の舞台の上、

というハードな状況でしたが、

去年は出場を断念したことを思うと感無量です。

さあ精一杯の演奏をしよう!と臨んだのですが、

並びの間隔がすごく広いことにちょっとたじろぎ、

第一声を出してみたらあまりに響かないことにどっきりして、

その後はひたすら自分を信じて歌うことに集中、

ずっとなにかと格闘しているような時間でした。

必死で耳を開き、鳴っている音を拾いながら、ありったけの表現を試みる。

表現しようとしてきたことがどれくらい会場に届いたのか、ドキドキ。

結果は金賞!

関東大会に進むことができ、また次の演奏の機会を得られたことが

本当にうれしかったです。

大変なことを経験するたびに、いろいろ鍛えられているのかもしれないですね。

未だ感染が収まらずたくさんの制限のある中、

有観客でのコンクールの開催がどれほど大変だったことか。

開催に携わって下さったすべての皆さま

本当にありがとうございました。