りりしく

全国大会前の最後の練習。
 
つるりと一皮向けた、芯のあるきりりとした響き。
 
音の切り際から次のフレーズへの、必然のある流れ。
 
自分たちで運んでいく音楽。
 
あぁ、このままとっておきたい瞬間!「保存」しておきたくなる。
 
でも音楽は生き物だから、本番はきっともっといいものができるよ!
 
 
pp とか dim の表情を大事にしようとすると、
 
音量だけでなくこわごわとして気がしぼんでしまう。
 
最弱音をりりしく鳴らす。
 
なんだかすごくかっこいいイメージ。
 
神戸のホール、待っててね!
 
私たちの精いっぱいのパフォーマンス、熱い魂を感じたら
 
どうか味方になってください・・・
 
やろうとしていることのすべてが出し切れますように!
 
 
たくさんたくさん練習したけど、あっという間だったなぁ~
 
本番もきっとあっという間。
 
ぎゅーっといろんなものが詰まった時間。
 
私たちってしあわせな人生をおくってるかも。
 
みんなみんなありがとう。