歌えば元気に

今年は12月に舫の会とのジョイントコンサート、オール信長貴富プログラムです。
 
はまゆうのステージは、オリジナルの「おかる勘平」のほか
 
アレンジの「鎌倉」、「城ケ島の雨」、「蘇州夜曲」、「見上げてごらん夜の星を
 
どれもしっとり系のいい曲ばかりですが、「鎌倉」をまた歌えるのはうれしいですね。
 
真夏の暑い盛りにみんなで江ノ電に乗って鎌倉散策に出かけ
 
無念の最後を遂げたという土牢の前で涙したことなどがよみがえってきます。
 
あの後八幡様の大銀杏が倒れてしまってショックでした。
 
枝で作ったお守りを買って、時々様子を見に行っていましたが、
 
このところ時間がなくて、どうなっているのかな・・・
 
「鎌倉」の曲も知らず、頼朝や義経の史実も知らない方たちでも
 
大河ドラマのようだと聞き入ってくださる、というお話を聞いて
 
とてもうれしい気持ちになりました。
 
シンプルなメロディーの繰り返しで、ユニゾンも多い「鎌倉」
 
なんといってもピアノが効果的で盛り上げてくれます。
 
それに比べると「おかる勘平」は格段に難度が上がります。
 
忠臣蔵を中心にした歌舞伎の世界が下敷きにあり、
 
白秋の持つ異国情緒や江戸趣味の空気が色濃く漂い、
 
音も背景にあるものも複雑。
 
何度歌ってもいろいろな試みができ、発見があり、奥が深いというか
 
興味の尽きない曲ですね。
 
ピアノも、浄瑠璃の三味線や大夫さんの語りのように聞こえたり
 
ふわふわしていたかと思うと、風雲急を告げる!のように激しくなったり
 
いろいろな聴きどころがあって、ほんとうにおもしろい。
 
信長先生の作風は幅広いですけれど、とりわけていい曲をいただいたのではないかと
 
歌うたびに思います。
 
そしてまた対照的にさわやかな「きょうの陽に」
 
脳の違うところからあふれ出してくるうたごころ、という感じです。
 
いい音、いい和音、いい音色、いいアンサンブルのためにこころが奮い立つ、
 
というか、歌いたくて仕方なくなる、
 
出だしをちょっと弱くしてみるとか、そんなことがひとつうまくいっただけで
 
なんでこんなにうれしくって元気が出るのかなぁ
 
合唱っていいなぁ
 
 
夜中に文章書いてるとだんだん熱っぽくなってきますが
 
毎週楽しく歌っています。
 
自主練習では、これまた信長先生の「きみ歌えよ」と
 
「世界中で一番おいしいパンケーキ」を音取り。
 
楽しい曲ですが、跳躍する音程やリズムが結構大変で、
 
無謀にも通そうとしたらぐちゃぐちゃのパンケーキになってしまいました。
 
もう少しおいしそうなパンケーキにしなくちゃ。
 
 
断捨離続行中で、思ったより大事になってしまい
 
う~ん、このまま出かけたら大ヒンシュク・・・のお部屋をそのままにできず
 
泣く泣く土曜日の自主練習をあきらめました。
 
少人数でいい練習ができたようです。出たかったなぁ~
 
でも、かなりすっきり圧迫感のなくなった部屋にいると
 
ココロも軽くなったような気がします。
 
少しずつですが、引き続き前向きに。