次の一段

週が明けてしまいました。
 
先週もコンクールの自由曲と課題曲に取り組みました。
 
フレッシュな練習は一巡し、そろそろ同じことを何度か注意されるようになってきました。
 
いや、決してゆるんだりたるんだりしているというわけではなくて、
 
わかっているけど難しいところが絞られてきた、という意味なのですが
 
いろいろなヒントをもらって、そのときはできることを、
 
次にまたできないというのは、やっぱりちょっと切ない。
 
高くしていった跳び箱が、ある段からきつくなるのと同じで、
 
何度も繰り返し練習して、自分の体でコツをつかむしかないのですよね。
 
あるいは何回も練習して筋肉を鍛えるとか。
 
筋肉に指令を出しているのは脳なので(心も脳にあるのだそうですよ)
 
いつも意識する、思い続けることができればいいのですよね。
 
これはりんご  あれはレモン
 
そんな何気ないひとことにだって、そう言うための発想が先にあり、顔の筋肉を準備する。
 
歌うということ、歌で何かを伝えることって、相当なオーバーアクション、演技だなぁと思います。
 
こうやって入れ込んで演技することが好きな人たちだから、
 
毎回の練習はとても楽しい。
 
こうしてみれば、ということをまじ~めに何でもやるので、
 
ヴォイストレーニングの後は、いつも声が大きくなってうるさいくらいになります。
 
いろんなことをいつも忘れないでできるといいんだけどなぁ。
 
跳び箱一段高く跳べるようになると、次の一段はもっときつくなるんだけど
 
やっぱり高い所へ行きたい。
 
ここでみんなと一緒にがんばっていると、何かもっとできそうな気がしてくる。
 
今週も何かをつかみに行こう!
 
 
先週の午後は、歌のボランティアで、アザレアホームを訪ねました。
 
私は私用でお休みしてしまったのですが、いつものチャーミングなおばあちゃんが
 
すてきよ~と大きな声で合いの手を入れてくださるので、こちらも元気になって
 
歌ってきたとのことです。
 
毎年楽しみにして下さっているそうで、とてもありがたいことですね。
 
小さなステージにも心を込めて、大切にしていきたいと思います。