着々と練習

暑いですね~
 
早々と梅雨が明けたと思ったらいきなり猛暑、今年の夏はどうなってしまうのでしょうか。
 
歌をうたうのも体力勝負ですから、体調を崩さないように気を付けましょうね。
 
さて、じっくりとコンクールの曲に取り組んでいます。
 
照準は関東大会から全国大会なので、煮詰まったり勢いが鈍ったりしないように
 
ということですが、やればやるほど課題は尽きぬというのが実感です。
 
 
時の政府に、発禁処分とされ削られてしまった「おかる勘平」の一節。
 
ここに注目し、敢えて曲のクライマックスに持ってきた作曲家の意図。
 
強い音量で一瞬のセリフは、叫びのようでもあり、
 
噛みついたり、吐き捨てたりという表情になってしまいがちで
 
見せ場であるだけに思案のしどころ。
 
一瞬の稲光のようなピアノが合いの手について
 
青白い女形の横顔が映し出される・・・・
 
などと想像はたくましくするのですが、声の表情にするのは難しい。
 
セリフ回しに微妙な間をとると、ふっと色気が漂う
 
なんてことがうまくできるといいなぁ・・・
 
歌も演技。歌舞伎俳優なんて、目線ひとつ、眉の動き一つでも、ものをいいますもんね。
 
ひとつじっくり研究したいです。