和音の感覚

コンクール県大会前の最後の練習。
 
ピアノを外し、和音を整える練習を繰り返します。
 
パート別の練習が始まると、時間がかかることを察知して他のパートがす~っと腰かける。
 
お互いに見守りながらの根気のいる練習です。
 
課題曲も自由曲も伴奏つきを選曲することが多い私たちは
 
どうしてもピアノに頼りがちで、和音の焦点がきちっと合っていないことが多い。
 
音程のずれやバランスの崩れに気づかないまま、感情移入の勢いで歌ってしまうと
 
合唱の完成度からいうと決定的な欠点になってしまいます。
 
というか、そんなコンクール的な視点というより、
 
和音の感覚を磨くと、数段音楽が美しく楽しくなることがわかってきた感じがして
 
欠点の大きさよりこれからできることの方が楽しみになってきました。。
 
いまさら~とお思いでしょうが、そうなんです。
 
いい響きの感覚とそうでないときの違いがわかってきたというか
 
これがコントロールできると、なにか違う可能性が開けるような気がします。
 
練習の中のまぐれ・・・だったら悲しいけれど
 
日曜日の本番で、どれくらいいい時の響きが実現できるか、チャレンジです!
 
爽やかさとか温かさとか悲しみとか
 
表現したいことのニュアンスが響きのきらめきで鮮やかさを増す
 
そんな演奏ができたらいいなと思います。
 
いい練習しちゃったなぁ~