新しい曲の練習がスタートしました。
楽譜の中から音楽があふれ出す、その楽しみがまた始まります。
音符を追うことに、つい手一杯になりがちなこの時期、
きっとのっぺらぼうでぶっきらぼうな歌を歌っていたのでしょうね。
音は常にどこかに向かっていく、あるいは収まっていく方向を持っていて
何も指示の記号が書いていなくても、同じ音量のままで進むことはまずない。
このことひとつでもみんなが身についていれば、
初めからずいぶん違う音楽ができるにちがいない
コンクールに向かっていく時間が充実していて楽しいのは
音程にも音量変化にも言葉の扱いにもハーモニーにもアンサンブルにも
それこそ4小節に8個も10個も気をつけることがあって、
神経を使えば使うほど上質のものに変わっていく発見や喜びがあるから。
コンクールでなくても、そういう喜びを味わいたくて
私たちは木曜日に集まってきています。
だからいつも本気、いつもスイッチを入れていたいと思っています。
思っているけれど実現できないのがもどかしく悔しくつらいところでもあります。
意識していない、忘れていてできなかったことは本当に情けなく不甲斐ないことですけれど
こうしたいと思っていても成功しない足りない届かないことも数々あって・・・
でもそれを少しずつクリアしたり、あるとき急ににうまくいくようになったり
そんな地道な努力やら試行錯誤やらもみんなでやっていると楽しくて
気づけば全国大会も出ているし、たくさんのステージ、歌う機会にも恵まれて
スイッチ切ってる暇はないですよね。ありがたいことです。
コンクールで培ったことをいつもやらないとコンクールに出る意味がない
いつも本気で、全身全霊で
マエストロがおいて行かれた言葉には、いつにも増して心にしみる磁気のようなものがありました
私たちの本気、心意気は、う~ん、これまでの3割増し、5割増しくらいにしないと
スイッチ入ってる感じにならないのかもしれません。
だからここは一致団結、みんなで力を合わせてうまくならなくちゃ
衰えてるヒマなんかないくらい、楽しく忙しくいろいろチャレンジしようじゃありませんか
さっそく役員会ではいろいろなアイデアが出ました。
あえてハードルを高く!第一弾は年末トリオです。
がんばろうね~!!