ユニゾンやアカペラが勉強になる~!と改めて感激したりしていますが、
世の中には少人数でアカペラアンサンブルが本職の合唱団がたくさんあるのですよね。
普段から40人近くのメンバーで、有能なピアニストに恵まれて歌っていると
ぼやけてしまう感覚がいろいろあるのかもしれません。
言われて初めて、あ~こんな音がしていたんだと思ったり
声も耳も筋肉も感性も、もっと繊細にもダイナミックにも、思うようにコントロールできたらなぁ
と、つくづく思います。
毎回マエストロのきめ細かいみっちり練習は贅沢な限り。
音のひとつひとつの表情、それは息のスピードだったりデリケートな音量だったり微妙な音色だったり
言葉のひとつひとつにも繊細な神経が行き届く
美空ひばりになりきるところもあれば、空気になって漂っている場面もあり、
同じメロディの繰り返しの「鎌倉」も、短い小品の「花束をあなたに」も
とてもドラマチックに仕上がっていきます。
8年前にコンクール全国大会でも歌った「鎌倉」
8年分の私たちの歴史が味わいになって出てくるといいなぁ