もう7月

楽しく歌っているうちにもう7月になってしまいました。

今年の最大のテーマは、なんといっても信長先生の意欲作「お座敷唄」を

はまゆうならではの名曲に仕上げること。

歌い手の感性に訴える面白さに、今は単純にはまっているのですが

何をどう表現して伝えるのか、もっと掘り下げていきたいところです。

「おかる勘平」のときも、文楽を見に行ったり、読み合わせ会をしたり、

泊まり込みで自分たちで演じちゃったり、いろいろやってみました。

今回も、大勢で日本橋まで繰り出し、外国人に混ざってお座敷遊びを体験してきました。

写真や動画がLineでたくさん出回っていますが、みんなすごく楽しそう!!

お座敷に行ったら思い切り楽しむのが作法だそうで、

ここぞとばかり弾けられるはまゆうのお姐さんたちは、筋のいいお客さんだったのではないかしら。

花柳界は日本の伝統文化そのものという感じ。

芸妓さんは舞踊をはじめ、三味線、鳴り物、茶道、華道、書道から長唄、清元、常磐津などなど

あらゆる教養のほか、作法や京ことば、花街言葉も身に着ける修業をするのだそうです。

わたしたちも修業せねばなぁと思います。

そんなわけで、一段と熱の入ってきた「お座敷唄」。

エストロも独自の解釈でいろいろとやって見せてくださるので、強烈にイメージが広がります。

みんなでたくさん考えて、粋で上品で、しかもキャラの立った個性的な唄に仕上げたいです。

厚木公演の準備も追い込みに入り、歌って踊って盛りだくさんの練習でした。

アンコールの With You Smile を歌っていたらちょっと涙が出そうになりました。

お隣のメンバーと顔を見合わせるとき、なんだかじ~んとしてしまって・・・

素敵な笑顔の仲間に囲まれて、こんなに夢中で歌っていられて、

ほんとにありがたいことですね。