歌いおさめ

今年ももう歌いおさめ。

新しい曲をもう1曲仕込みました。

「花紅」の2曲目 “はたち妻” 美しい旋律に心惹かれます。

ニゾンからの4度や、3度で進んでいく2声のメロディラインにちょっとほっとします。

豊かな黒髪や珠のような白肌に自ら酔いしれる歌を次々と詠める与謝野晶子ってすごいなぁ

こんな曲を歌い演じる私たちも、なにかにじみ出るような美しさや香り立つような品の良さを

身に着けていたいですね~~

新曲音取りは神経を使うので、おなかがぺこぺこ。

歌いおさめのランチ会がにぎやかに盛り上がりました。


今年も充実の一年でした。

1月は初日から試演会で、30周年記念コンサートがありました。

4月は紀尾井ホールにデビューしたし、6月は北とぴあ、7月は厚木合唱祭

コンクールでは信長先生の委嘱新作「お座敷唄」との衝撃の出会い!

全国大会には行かれなかったけれど、試行錯誤しながら夢中で歌った6か月は本当に楽しかった。

12月はクリスマスのボランティアが3つ、温かいふれあいのステージでした。

かけがえのない仲間の大切さや、こつこつと積み上げてきたものの大きさ、

歌い続けていられることの幸せ、歌でつながっていく絆の温かさ  

いろいろなものが思い出されては胸が熱くなります。

30年間つづいてきた「はまゆう」という川の流れ。

いろいろな人がそこに加わり、また離れていく

その都度勢いを増したり色や温度が変わったり、流れにも変化が訪れるけれど、

その時そこに集う人たちが、その時の精一杯のいいものを求めて歌ってきた

そんなものがすべて、途切れることなく滞ることなく流れ続けていくのだと思う

歌い続けているに人も、今は離れてしまった人にも、感謝の気持ちでいっぱいです。

みんなに幸せが訪れるように祈りたい

来年もよい年でありますように