新曲の仕込みが続きます。
今回は「麦藁帽子」
この曲の入っている『光のとおりみち』は、こどものための豊かな音楽の贈り物として評価の高い
三善晃の珠玉の小品集。
音符の数が少なくて、言葉も素直についていて、和音も明解。
こどもの心にもまっすぐに届く叙情豊かなメロディ。
こういう曲は、楽譜を広げた途端ものすごく緊張してしまいます。
合唱とか歌とか音楽とか、今やっていることの根底にあるものの感性とか基本の感覚とかが
そのまんまさらけだされてしまうので、ましてや初見だなんて
後から努力型の私としては冷や汗もの・・・
そんなに見栄を張らなくてもいいのだけれど、いい曲なのがわかっているのに
たどたどしく音を探している自分が恥ずかしくなってしまいます。
早くちゃんと歌えるようにしなくちゃ。
これが今年の課題曲。
こどものための・・・というのはこどもたちが歌うためのという意味なのでしょうけれど
私たちが歌うからには、こどもたちのために歌う贈り物として、よいものにしたいですね。
あんまり味わい深くても何か違うかもしれないし。
なんともハードルの高い課題曲だと思いますが、基本が鍛えられるまたとないチャンス!!
今年はイチから鍛え直しです。
他にも新曲がずらり。
「愛燦燦」「川の流れのように」
これはまた心にぐ~っと来てしまうものばかりで、泣けてしまって困りました。
こんな歌たちが心に沁みる年頃の私たち。
私たちなりの想いのこもった歌に仕上げたいですね。