昨日はもう立冬。
でも「麦藁帽子」を歌っていると、心の中はいつまでも高原の爽やかな風が吹く。
というか、そよ風を吹かせたくて一生懸命という方が正しい。
これだけ繰り返し歌ってきても、やりたいことの成功率は10打数1安打・・・
うまくいくことはあるのだけれど、この繊細な感覚は次に試みると
なんだかまた微妙に違っていて悩ましい。
いい音程に入れて息が送れれば、きれいな倍音が味方してくれるんだけどなぁ
もうちょっと発音があか抜ければ、もう少しいい音がするんだけどなぁ
せっかくつかんだ風船の紐、もう一つ掴もうとするとさっきのがどこかへ飛んでいく
じたばたあたふたしているうちに、あっという間に楽しい2時間は終わってしまった。
どれくらい身についたのか、バケツの底にふたをしたい気分だけれど
目いっぱい歌ってすごく楽しかった。
ひとつの曲をこんなに磨いたり深めていったりできることはとてもしあわせだと思う。
気をつければできることって結構あるので、せめて忘れないようにしよう。
次はもう少しうまくなっていたい。