2か月後

「百年後」

ベンガルの詩人タゴールによって描かれた悠久の時、命の躍動、自然の輝きを

100人の合唱団が大きなスケールで表現する

その初のステージが2か月後に迫っています。

少しずつパーツを磨き、全体を通すことができるようになってきましたが

まだ形を整えるのに精いっぱいで、言葉のひとつひとつに命がこもっていないのがもどかしい。

音程やリズムの変化、テンポの乗り換えなど難しいところが多いので

いつまでも楽譜にかじりついているとなかなか思うように声も出ません。

細かい表現などをおろそかにしてはいけないのですが、とりあえず体に入れようと

来週の合同練習までに暗譜!という目標を掲げたところ

それぞれの少しずつの努力が、何かを押し上げる力になっているのを感じました。

発声のポジションから複雑なリズムの乗り換えまで、マエストロのレッスンは

きめ細かく的確でわかりやすく、腑抜けなパートソロもしゃきっとしてきます。

手取り足取りでできたことが自力でできるようになるまでもうあと一歩、

前を見られるようになれば、テンポの変化もリズムの振り分けも

エストロの指揮が集中管理しているのでぐっと歌いやすくなるはず。

2か月後、

私たちの春の喜びの歌がホールいっぱいにこだましますように。