コンクールの自由曲は、古寺ななえさんの作詩、作曲による
「ながれぼしになって」「いきている意味」の2曲だ。
これは、はまゆうの委嘱作品なので、楽譜は出版されていない。
はじめて聞かれる方がほとんどだと思う。
いい曲なんです。
いろいろなことが伝わるように、いろいろなことをやっているのだけれど、
気持ちが入りすぎてしまうと、ちょっとあぶない。
涙袋のひものはじっこを、胸の奥できりっと噛んでいないとね。
ほんとうにいい曲だと感じていただけるように
そのときの、その場の、空気と時間が、
温かく熱いもので共有できるように、
今の自分のありったけを、のびやかに歌いたい。