脳みその開拓

今日はマエストロも、ピアニストも海外出張でお休み。

届きたてほやほやの新曲の楽譜にみんなで取り組むことになった。

届きたてだからもちろん全員初見。

最初がユニゾンだったので、コンマスのリードで恐れることなくどんどん進み、

ちょっとは恐れたほうがいいじゃないかと思ったりしながらもどんどん進み、

こんなに進んで忘れちゃったりしないだろうかと躊躇もあんまりなくどんどん進み、

とうとう5曲のうち4曲までやってしまった。もう1曲も手はつけた。

結構予測を裏切る音の跳躍も多くて、返し縫いをするとぐちゃぐちゃだったりするのに

ひるまずに繰り返すこの度胸のよさといったら!

ピアノがなくなるととたんに音痴になり、他とずれていてもすぐには気がつかなかったり

うひょひょ~と自分で自分を笑いながら、辛抱強いコンマスにすがりながら

できた~♪ わけはないんだけれど、曲の感じはちょっとだけわかったような・・・

脳みそがそうとうかきまわされてやわらかくなってるみたい。

今のうちにピアノ叩いて確かめなきゃ。

谷川俊太郎の「やわらかいいのち」 曲は寺嶋陸也

詩をまずはちゃんと読もう。

思春期心身症とよばれる少年少女たちに、という副題に胸がどきんとする。

大事に歌えるように早くなりたいですね。