如何に響きのある声にできるか、このところの練習のもっぱらのテーマです。
ソプラノの合言葉は ”高原に行こう” でしたが、
アルトは ”びんを吹く” に決まりましたね。
低音のハミング・・・広い空間を鳴らし、倍音を豊かにに響かせるには
一升瓶をぼ~と鳴らすように、力まずゆっくりと息を回すイメージが大切。
前回の練習からちょっとヒント、発見があったのだけれど、こつがわかってきたみたいでうれしい♪
いい響きです、などと言ってもらえたのは初めてではなかろうか・・・!
クリスマスステージの曲では、イギリスの伝統的教会音楽の動きの多いパターンが
アルトに回ってきたので、取り出して特訓する。
Mr.Bean扮する英国紳士が教会で歌う場面で、難しくなると目がきょろきょろしどろもどろ
Happy New Year のような簡単なところだけ、いかにも立派に歌う
という映画の話が飛び出し、さあしっかり歌ってねと励まされたのだが
このネタをコンサートでやってみたくなってうずうず、前列のKさんも同意見らしく
首筋がこまかくふるえていました。 ウケるだろうなぁ~
なんて余計なことを考えていてはいかんですね。
「音色」のラストシーンも ”びん” を応用、全体で極々透明な響き
美しい空間を作るべく努力したのでした。