歌うことしかできませんが・・・聴いて下さい、と言って。
ピアノが始まると、何だかじんとしてしまう。
13日に聞きに行った、なにコラと舫の会のコンサートでも
岸先生が、こんな時期ですが、私たちにはうたうことしかできないと挨拶されていた。
プログラムの前に、なにコラの有志14人が短いレクイエムを歌った。
美しいハーモニーは空間を上っていく。 どこかに届いていく気がする。
この時期コンサートを開くのはどういうことなのか、ちょっと見届けたい気がしたのだ。
いろいろな歌があった。
正統派合唱曲、メンデルスゾーンの宗教曲、世界の楽しい歌、etc
あのとき、さすがに気持ちが少し萎えていて、本屋に一泊したあとで体調も悪かったのだが
いい歌はいい、元気が湧いてくる気がした。
私たちにできることは何かないだろうか、
歌うことしかできない私たちに・・・