3月17日

本当だったら今日は第12回コンサート。
 
ちょっと寒いけど朝からいいお天気で、
 
張り切って慌しく緊張して晴れやかに過ごしているはずだった。
 
でも、この青い空には放射能が飛んでいるかも知れず、
 
家の中は電気が消えて、日当たりのいい息子の部屋でちょっと放心状態のわたし。
 
日が落ちる前に夕ご飯作って、暗くなったら布団に包まって電気がつくのを待っている・・・
 
先の見えない感じって、ひとからエネルギーを奪ってしまう。
 
どこかで踏みとどまって日常を取り戻さなくては。
 
被災地の高校生(中学生?)が体育館でキーボードの練習をしていた。
 
なにかできることをしたい、みんなで合唱とかやりたいと言っていた。
 
あ、私も歌いたい~
 
自分に力を取り戻すのはやっぱり歌かもしれないな。
 
みんなに会えたらそれだけで元気出そうな気がする。
 
6月28日、鎌倉芸術館。延期公演が決まった。
 
前代未聞のことだけれど、困難を乗り越えて、今日よりもきっときっといいものにしたい。
 
できればみんなが元気になれるような歌を歌いたい。
 
 
 
棚が倒壊して営業不能古書店も、復興に向けてがんばっています。
 
倒れてゆがんだ棚をひとつずつ解体し、膨大な量の本を一旦移動し
 
棚の下にネズミの寝床跡らしきものを発見してびびりながらも
 
すこしずつ片付いていくのは気持ちがいいです。
 
毎日ほこりだらけで、肩腰がばりばりになりますが、
 
ふだんあまりたっぷり話したことのない店主や、お手伝いに来てくれる同業者の方との
 
知的でおもしろい会話を聞くのも楽しみです。
 
とりあえずけが人はいなかったし、念願の片づけができるしと店主も前向き。
 
現場でひとつひとつ自分のやるべきことをがんばるのが大事ですね。
 
考えてるより実感がほしい、アクティブにならなきゃ!と思います。
 
こんなときこそ底力が試される。
 
はまゆうはどう動くか、注目の一番ですね。