美しさの陰に

コンクール課題曲もまな板に乗ってきました。
 
ひと通り歌って、マエストロの開口一番は
 
筋肉は昨日と同じではなく、何もしなければ日に日に衰える
 
毎日毎日、昨日より多くの筋肉を使うことを心がけよう
 
厳しくも真っ当な現実のご指摘に、一同深くうなづくばかり。
 
上がっているつもりの足が思ったより上がっていなくて、
 
階段にむこうずねを思い切りぶつけて火花が飛んだばかりの私、
 
やってるつもりの更に上を行かねばならないことを痛感しています、ハイ
 
参考に聞いた若い女声たちの演奏の、えもいわれぬ透明感・・・
 
私たちの音色の美しさがあるとすれば、また少し別のものかもしれないけれど
 
音程をキープする筋肉は、それはもう相当努力しないと追いつきませんね。
 
美しさの陰には ど・ど・努力 あるのみです!
 
という危機感、悲壮感もつかの間(忘れてるわけじゃないですよ、もちろん)
 
八分休符と十六分休符の表情の違いとか
 
明るい和音を鳴らすための耳の使い方とかとか
 
曲を作っていく作業の中に、あっという間に引き込まれていました。
 
気持ちは年取らないんですけどね。
 
 
 
カワイ出版が企画する『歌おうニッポン』プロジェクトに、はまゆうも参加することにしました。
 
 
大震災被災地の合唱愛好家の皆さんにエールを送ろうというもので、
 
多くの作曲家が賛同協力し、被災地のために書かれた新しい作品とアレンジ作品を
 
無料配信し、それらを歌った映像を送って、たくさんの歌声をネットを通じて被災された方々に
 
届けたいという主旨です。
 
アレンジ作品の中に、信長先生の「見上げてごらん夜の星を」があり
 
はまゆうの2007年の第10回コンサートのために書いたものがもとになっていて、
 
このプロジェクトのために混声版を書き下ろし、女声版にも手を加えたとコメントがありました。
 
6月28日のコンサートで会場の皆さんと一緒に歌い、その映像を配信したいと思います。
 
ぜひコンサートにいらしていただいて、ご一緒に歌いましょう♪