どのパーツをとっても問題ありで、一筋縄ではいかなそうだった「くろ髪の」も
だんだん練習の成果が表れてきてちょっと前進した感じです。
干上がった声にややしっとりと潤いが感じられ、乱れていたパートの絡みも少し整理され
お手付き・勇み足・字余りなども、どこで踏みとどまればいいかだんだんわかってきました。
なんといってもマエストロの繰り出す“和の呼吸”がわかりやすくていいのですよね!
ぃよっ はっ ほっ という邦楽の絶妙の合いの手、かん!と鼓が鳴る小気味よい感じ
3パート分のそれぞれ違うパターンの合いの手を全部まかなう一人お囃子はお見事です。
リズム読みも繰り返しているうちにだんだん音読も流暢になり
ただの早口としか思えなかったフレーズが、ちゃんと七五調に聞こえてきました。
迷いなくがっぷりよつに取り組んでいるとじわ~っと愛着が湧いてくるのですね。
ピアノもきれいですね~♪ 和の匂い、響きが漂っています。
いい曲に仕上がりそうな予感。
ぜひぜひいい曲に仕上げたいです。