飛び切りの笑顔で

今週も詰めの練習が続きました。
 
盛り上がってくると、マエストロの感覚は冴えわたり、さまざまな個所に訂正が入ります。
 
立ち位置のバランス、効果的な動き方、目線ひとつのやり場にしても、
 
細かいことが結構重要で、直前にガラガラと変更あるのはしょっちゅうですが
 
これは上向いている証拠と、みんなせっせと取り組みます。
 
大変だけど、相当頭の体操になっているので、へたにエステに通うより
 
よっぽどココロとカラダのためにはいいんじゃないでしょうか。
 
とはいえ、夢中になると、思わず知らずがーっと歌っていることがあって
 
我らがこんますがそれをひとつひとつお直ししていくのです。
 
高まる気持ちと冷静な気持ちが、本番でうまくバランスがとれるといいですね。
 
やればやるほどいい曲で、楽しくて、飛び切りの笑顔で迎えたい。
 
 
今日はTrinityさんのコンサートに行ってきました。
 
たった9人のメンバーが繰り出すハーモニーは、まったく力みのない美しく軽やかな発声と
 
絶妙のバランス、抜群の安定感で、とてもとても素敵でした。
 
客席にメンバーが出てきてもハーモニーが崩れず歌いこなせるのは素晴らしいですね。
 
みなづきみのりの曲は言葉がクリアに届き、お得意のハンガリーものは速いリズムがすっきりぴったり
 
昨年初演だった委嘱曲「種子はさへづる」もさらに洗練されていて、
 
基礎力の確かさ、自分たちにないものをたくさん感じて、たくさん刺激されました。
 
上品なトリさんに比べると、わたしたちって大衆芸能だよね・・・
 
う。。。あたってるけど、まぁエンタティナーとでもいいましょうか、
 
自分たちも楽しまずにはいられない何かがあることは確かかもしれません。
 
みんな~、トリさんよかったよ~!わたしたちもがんばろう~~!!