ほんとに時間がいくらあっても足りない。
歌うたびに少しずつだけど手ごたえがあって、もっともっと歌っていたいけど
楽しい時間はすぐに過ぎてしまいます。
衣装の変化や振付のある楽しんでいただくステージと
じっくり歌の美しさを聞いていただくステージ。
さりげないうたのよさにはっとするような瞬間をお届けするのって難しいですね。
伝えたい場面にふさわしい音色や、音量や表情に見合った子音の発語など・・・
なんて書くとかっこいいですけど、
なんでそこだけ開いた楽しそうな声になっちゃうの?
そこから化けて出そうな声にするのは早すぎる!
ここは気取ってないでがーっと噛んで!
などなどのダメ出しが飛ぶ現場です。
いろんなキャラクターを演じ分けるって、フツーなテンションではできないですが
その気になって歌っているのは結構楽しいのです。
それが自分だけ楽しいので終わらずに、ちゃんとお届けできないとね。
シンクロの人たちって、いつも感心するのですけど
鼻つまんでるけど、メイクバリバリ、何があっても私が一番美しいっていうお顔で
美しいおみあしでとんでもないアクロバットを演じて、水中ではがむしゃらに運動していて
びっくりするほどたくさん召し上がるんですよね。
私たちにできることといったら、やっぱり練習がいのち。
たくさん練習しても、ちゃんと消化して自分のものになった分だけしか表現できない。
言われればできるようになってきたことが、いくつもたまってきているので、
どれだけ集中してうまく実現できるかは私たち次第。
あと二週間余り、できることを着実に積み重ねて、いい本番を迎えましょう。