芝居を極める

リリスホールでの練習でした。
 
わざわざ足を延ばしたのにはわけがあり、VPPおかあさんコーラス全国大会
 
大阪フェスティバルホールへ向けての出陣式の予定だったのが
 
取りやめになったので、それぞれに袂を分かち、いざコンクール!
 
の弓矢のお披露目会になったのでした。
 
新しいものへの挑戦あり、自分たちらしさをしっとりと歌い上げるもあり
 
ひたむきな顔、顔、顔、に、熱いものをたくさん感じました。
 
エストロもどこの団にもエネルギー全開、汗だくの本番本気モードでした。
 
最後にうたった「くちびるに歌を
 
やっぱりいい歌ですね。関東大会の感動的な演奏がよみがえります。
 
せっかくVPPとしてのトーンや気持ちができてきたので
 
これからも何かの形で続けていけるといいですね。
 
 
はまゆうはといえば、ここへきてもう一段階別の練習に入りました。
 
ふるえていた・・からはじまる、クライマックスの場面。
 
クライマックスにしては、噛みつくような子音だけが強くて、カスタネット叩いてるようで
 
どうにも色気がないというか、これという歌い方が分からないけど違和感のあったところ。
 
エストロの秘策でついに歌い方が変わりました。
 
急き立てるように駆け込んできてひしと体を寄せ合うふたり、
 
そしてくずれおちてしまうおかる。
 
匂い立つような芝居ができあがりました。
 
不覚にも風邪をひいてしまい、のどが痛いのに歌ったりするから
 
声が出なくなってしまって、なくなく客席で聞いたのですが
 
ほんとうに小劇場でお芝居を見ているようでした。
 
ピアノがものすごく効果的。
 
信長先生の数ある名作の中でも、これは傑作ではないでしょうか(と自画自賛です~)
 
ほんとに口パクで舞台に立っていると、まわりの声や歌いたい気持ちや熱いエネルギーが
 
いやというほど飛んできて、自分だけ透明なケースの中にいるような感覚がたまらなくさびしかったです。
 
早く直さなきゃ~
 
みなさんも体大事にしてくださいね。