さかあがり

今週はヴァイオリンとの合わせがありました。
 
「愛の賛歌」「おぉシャンゼリゼ」「すみれの花咲く頃」の3曲すべてに
 
ヴァイオリンのオブリガードが入り、ぐっと華やかになります。
 
もう仕上げの時期ですが、出だしや揺れながら前へ進んでいく感覚の
 
微妙な頃合い、さじかげんがなかなかぴったりいきません。
 
ほんのちょっとしたことなのだと思うのですが、
 
くりかえしやってつかむしかありませんね。
 
練習の終わりの15分で歌う課題曲がこのところとても楽しみ。
 
音を研ぎ澄ませていく作業がわくわくして、いい曲になりそうな気がしています。
 
この曲もテンポが前へ流れる様子とピアノの動きとの合わせ方がむずかしいですね。
 
自主練習で取り組んでいる「松の針」も、ずれながらかみ合っていく絶叫部分が難所。
 
どれも逆上がりと同じで、繰り返し繰り返し練習していくうちに
 
ある日ふっとできるようになる、筋肉や体が感覚をつかむ瞬間があって
 
それ以後はなぜできなかったかわからなくなるくらいになっていくのだと思います。
 
練習あるのみ!
 
土曜日の自主練習も、少しずつ取り出しては磨きの根気のいる作業ですが
 
いい音になる瞬間がくるのがうれしくて、こつこつと積み上げていきます。
 
今できたこのことが、ずっとうまくいくといいのだけれど、
 
やっぱり繰り返しの刷り込みですよね。
 
落ちていく体力と時間との闘いもあるので、のんびりしてはいられないのですが
 
できる!と信じれば道は開ける。
 
さかあがり、マスターしましょう~!