暑いですね。
でも練習室は冷房がよく効いていて寒いくらい。
ちょっと体温調節がうまくいかなくて夏風邪も流行ってきているようです。
そういえばなんとなくのどがイガイガ・・・
集中した練習をしているときに声を出せないのはつらいので、喉を大事にしましょう。
今週は「松の針」
先週密かに特訓したのと同じところを、マエストロも集中して特訓でした。
アバウトに通過していた音程を一音ずつ止めて確認。
フォームを決めて、口の中を響きのよいドーム、ホールのようにする。
歌ごころが先走り、ついつい凄んでしまうところは、冷静に正しい音響で表現する。
子音の始まりは前からすべらせ、母音で始まるところはダイレクトに
使い分けて強いコントラストを作る。
ふぅ～む、いちいちごもっともで説得力のある練習。
かすかに聞こえ始めた倍音はいとおしく聴いてしまうと育たなくて
安定した息をたくさん送り込むと鳴ってくる。
あれやこれやの緻密な練習は、いくらでも続けたいくらいだけれど
あ～、もう時間切れ。
みっちり歌いこんで、もっとうまくなりたいですね。
珍しく午後の練習がお休みでした。
ランチを囲んで音楽談義に花を咲かせるグループあり、
お孫ちゃんが来るからといそいそと帰っていく後ろ姿あり。
私たちは茅ヶ崎に戻り、青森の高校生による震災被災地応援のための演劇を見てきました。
青森中央高校演劇部公演 もしイタ
～もし高校野球の女子マネージャーが青森の『イタコ』を呼んだら
笑いあり涙あり、いや～おもしろかったです。高校生すばらしい！！
被災地のどこでもできるようにと、舞台装置も小道具も照明も音響もなく
全員が舞台を走り回り、声で効果音を発し、全身ほとばしるようなエネルギーで表現します。
演じることの思い切りの良さにさわやかな感動がありました。
私たちも精いっぱい歌おう♪
