鳥取は思い出深い旅となりました。
はまゆうといえば、最近は妙齢合唱団としての知名度が高くなり、
我が団長も前日の代表者会議での自己紹介では、のっけから平均年齢を暴露してドッキリ。
でも、合唱を続けているといくつになっても楽しいことがいろいろあると思っていただけたら嬉しいです。
課題曲「木のように」も、自由曲「君死にたまふことなかれ」も、ごく自然に共感の湧くテキストで、
自分たちの身の丈に合った曲を歌える安心感がありました。
もちろんどちらも難しい曲でしたが、「君死に~」は噛めば噛むほど味が出てきて飽きることがありませんし
バッハのフーガのようなスリリングなわくわく感もあります。
歌ごころはいくらたくさんあってもそれを表現に変えるテクニックがなければ伝わりません。
マエストロが楽譜から宝物を掘り起こす眼力はぴかいち。
コンクールに向かう練習はある意味重箱の隅をつつく作業ですが、
重箱の隅からは、おいしいものや面白いものがいっぱい出てくるので、楽しくて仕方がないのです。
温かい拍手に迎えられ、響きのよいホールで仲間たちとの一体感を感じながら
気持ちの入った曲をのびのびと歌うことができて、本当にしあわせでした。
歌い終えたとき、何かこみあげてくるものがありました。
会場には、この春故郷の山口に引っ越した元団員のOさんが駆け付けてくれて感激の再会。(また涙)
出番が早かったので、レベルの高い演奏をたくさん聴くことができました。
進行を支えてくださったスタッフのみなさんはみなとても親切で、
終演後、出口にずらりと並んでお見送りの拍手をしている景色にまたまた感激でした。
砂の美術館も、砂像の遠近の表現法がなかなか工夫が凝らされていて楽しめました。
お宿で宴会のような夕食、みんなの普段は見れないチャーミングな素顔、
夜は雨&夜明け前出発で真っ暗だった展望風呂(庭園がきれいだったらしい)
どこへ行ってもたのしくて、みんなみんな大切な思い出です。
そして何よりのおみやげが「銀賞」!!!
合唱界の七不思議はまだまだ健在です。
さぁ、今度はコンサートです♪
聴きに来てくださった方たちがしあわせいっぱいになるように
また練習に励みましょう。