内面のアプローチ

だいぶまとまってきましたが、自分から音楽を進めていくのって案外むずかしいですね。
 
自分ではやっているつもりなのに、録音聞いてみると全然さっぱり動いてなくて、もたもたしています。
 
簡単そうに見えるところが、実は一番難しい。
 
「ぶどう摘み」には、実は深い意味があることをEさんの解釈でみんながふと考えた。
 
だれのせいで・・理不尽なことへの問いかけが秘められている
 
なまずのふろや」はアニメキャラ。頑固なおやじなまずにすっとぼけたカエル親子。
 
湯上りのからすは案外年増娘な感じじゃないですか?カラスの足跡あったりして・・・
 
「南海譜」は Southern Sea Requiem なんですね。私の楽譜は20世紀ものなので
 
英文の解説はついていなかったのでした。
 
いろいろなことを考えながら曲ができあがっていきます。
 
笑えたり、泣きそうになったり、味わい深い曲たちですね。
 
 
 
練習の後、新日フィルメンバーの室内楽の演奏会に織田先生が出演されるので聴いてきました。
 
すみだトリフォニーの小ホールは、カンタートのときにリハーサルで使ったところ。
 
演奏会場として訪れると何だか違う場所のようでした。
 
ジェイコブの六重奏曲、フルート、オーボエクラリネットファゴット、ホルンの管楽器にピアノ
 
初めて聴く曲でしたが、器楽のプロフェッショナルのアンサンブルは
 
きびきびと躍動的でいきいきしていて、とても素敵!演奏するひとたちが楽しそうでした。
 
指導者に手を引かれながら、時間をかけて整えていくアンサンブル~私たちの日常とはちがう
 
音楽を運ぶ推進力がいっぱいで刺激されました。
 
自分の中から出てくるものをもっとたくさん持っていたいなぁ・・と思います。