現実は甘くない。
楽しい座敷唄も、歌い進むにつれ、正確にソルフェージュするのに四苦八苦です。
雰囲気で歌うのは大好きなのですが
32分音符がちょっとずつずれていったり、8声部が半音で重なり合っていたり
実はかなり複雑怪奇なことをやっています。
いっときコンクールではクラスターがすごく流行っていた時期があったけれど
こういう響きの感覚はなかなか面白いものですね。
取りにくい音もたくさんあるのですが、たくさんある音もよく見ると共鳴する音もちゃんと含まれていて
ぜんぶ鳴らしてからきれいな音だけを残したりして、少しずつ純度を上げていきます。
取りあえず出したけど合ってる? という感じからだんだん確信のある音になっていく。
どんなに絡み合っていても糸口を見つけ出すマエストロの手法はすごい。
今回もピアノが奔放な動きで人を煙に巻いています。 うふふ~、素敵ですね~
早く楽譜も外してちゃんと歌えるようになりたいです。
和風の柄の包装紙などさがしてきて、楽譜の表紙をアレンジしている人がちらほらいました。
そんなところからも曲への愛着が湧いて来たりするのですよね。
楽しみつつじっくり取り組み、またまたはまゆうにしかできない歌が出来上がるといいなぁと思います。
次の練習も楽しみ。今日のこともちゃんとさらっておかなくちゃ。