コンクールに向けて

しばらく子音対策が続き、明瞭な言葉の伝え方などをいろいろ研究しました。

どれだけ身についたか、こなれているかは・・・自分次第。

今度は母音の鳴らし方に取り組んでいます。

ちょっと視点を変えると、同じ曲がまたいくらでもやることがあって

新しい発見や、なるほど~という驚きがまたまた山のように出てきます。

違う曲で前にもやったことなのかもしれないけれど

この曲のこの場面、この和音、その時々の響きの新鮮さに

やっぱり目をみはってしまう私たちです。

2時間へとへとになるまで練習して

やっとのことで見えてくるほんのわずかの変化が

私たちにはとても大きな希望の光に見えてくる。

私たちにも何かできるかもしれない

練習の空気は今ちょっと上向きになってきました。

エストロの根気強い練習、

ピアニストのしっかりとした支え、

コンミスのていねいなサポート

この恵まれた環境の中で培われていくものが

歌い手にとっても聴く人にとっても、温かく幸せなものになりますように。