歌えるってしあわせ

久しぶりの松村先生の練習。

すごく楽しくて、一生懸命歌って、そして胸が熱くなりました。

自分たちで練習していた「君住む街で」を初披露すると

拍の長さの不ぞろい、あいまいな音程、音量不足、入りの遅れなど

まずピシパシと整えるところから始まりました。

そうでした~

細部をいい加減にしてはいけないのです。

ダイナミックな表現も細やかな表情も、精密な部品の組み合わせでできていて

どれひとつとしておろそかにしてはいけない。

きれいな和音もぶつかり合う音も、ちゃんと響き合わなくてはいけない。

次々と繰り出されるダメ出しに必死で応えていると

どんどん体が温まってきて、曲もぐんぐん変わってきます。

この変化が楽しい。

エストロの練習の前には、コンミスの練習が1時間あり、

そこでは体を使って響かせることを徹底して試みました。

無駄な力を抜くために、あごひげを引っ張る、

胸に生えてる長~いひげも引っ張る

体が硬く重くなりがちな私たちをなんとかしようと全力投球、

奇想天外荒唐無稽な表現も飛び出しますが

体が理解するためには、何でもありです。

1時間ずつの様々なアプローチ、

何と贅沢なありがたい練習でしょう。

「踊りあかそう」を歌いながら、最後はちょっと泣きそうになってしまいました。

先生とこの仲間たちと歌えることは

本当にかけがえのない時間だと思いました。

 

感染がまた広がってきています。

みんな気を付けてね。