憧れ

今日のレッスンは「マルメロ」。

楽譜に事細かに書かれている記号のひとつひとつ

三善アクセントや強弱、テンポの変化、休符の取り方などなど

微妙で絶妙なニュアンスの違いを、全部実現していくのは

本当に大変と実感。

隅々まで神経を使わなくてはなりません。体力もいります。

でもそれがとても魅力にあふれていることに、

ズキズキワクワクしました!!

ピアノの流れを歌が邪魔してはいけないところ、

歌が主導権を握っているところなど、

ピアノとの関係にも気づきがたくさん。

ピアノだけで何と美しいことか・・・。

宇宙人のように耳のよい三善晃が書いた曲は

たくさんの音のすべてがみんな必要な音と聞いて

空恐ろしくなりながらも、きれいに歌いたい、歌いこなしてみたい

という憧れが一気に膨らみました。

 

正直なところ、三善作品は美しいのだけれど難しくて苦手意識がありました。

去年歌ったコンクール課題曲の「街路灯」は

音程を整えるだけで精いっぱい、

曲の魅力を掘り下げるところまではたどり着けなくて

とても心残りでした。

今度こそ深めてみたい、チャレンジです!

みんなも”やりがいがあるわ~”と目がキラキラしていました。

 

「みやこわすれ」も「枕草子」もチャリティーコンサートの曲たちも

どんな曲もどんな音も、ていねいに心を込めて

しっかり体を鳴らして歌いたい。

妙にめらめらとしている私です~。

 

 

雲の中から抜け出そう

汗をかくほど暑かったと思ったら急に寒くなって

しかも冷たい雨。

着るものに困るわ~とぼやきつつ

悪天候も何のその、練習は熱心な空気に包まれます。

 

エストロがお休みの間に、

苦戦中の「雲」の音取りを進めました。

三善作品はとても繊細で手が込んでいて

ピアノも美しくて素敵なのですが、なかなか手ごわい。

単独のパート音取りである程度進んでも

全パート一緒に歌うと居場所がわからなくなる…

テンポの変化も複雑でちょっとまごまご…

ソプラノの高音の持続も厳しそう…

音が不安だと息も流れなくて変な声が出てしまい、

よくない循環に陥りかけていました。

なんとか雲の中から顔を出したい~

Y子さんと織田先生の辛抱強いリードで

どうにか少しずつ形になりかけてきましたが

来週もちゃんとできるように、引き続きがんばりましょう~

もう1曲、「オルゴール」は和音がきれいで

ちょっとほっとします。

早く自分のものにしたいですね。

 

午後の自主練は「みやこわすれ」。

こちらは気持ちも入りやすく、だいぶ歌い慣れてきましたが

こういう曲こそ細部をていねいに仕上げたい。

やることは尽きませんが、やっぱり練習の積み重ねが私たちの力の源。

少しずつ変わっていくのがやっぱり楽しいです。

もう一歩先を目指して、練習しましょう~(^^♪

 

 

 

 

楽譜を読む

ニゾンで始まる8小節、

手の込んだ細工もピアノの助けもないシンプルなメロディ。

何も考えずに歌ってしまえば、なにも心に残らない。

これがマエストロにかかると、

じわっと心に沁みる説得力を持つ歌になっていく。

文学では行間を読むというけれど、

音楽でもすごくたくさんのことを楽譜とテキストから読み取れるのだ。

音程、音色、リズム感、テンポ感、スピード感のようなものから

フレーズの流れ、息の取り方、その表情

テキストのイントネーション、所作のイメージ、息遣い…

8小節と言えど、無限にやることがあって、

やればやるほど音楽が変わっていく。

これが一週間分のエネルギーになるくらい面白い。

1回で定着すれば、どれだけうまくなれるだろう・・・

 

何がこの場面で求められているか、ふさわしいか

あるいはふさわしくないかを考えるのが

いい音楽を創るために必要なこと。

こういうことって、人が生きていくうえでも大切な

知性のようなものなのかなと思う。

はまゆうで歌っているととても楽しくて幸せになるのは

みんないい人たちだからなんだね。

 

枕草子』『みやこわすれ』を練習しています。

楽しい練習、ぜひ見学にいらしてください。

 

踊る!合唱フェスティバル!!

お疲れさまでしたー

とっても楽しくて、刺激がいっぱいでしたね!

中学生から平均年齢75歳のおじさままで、

個性あふれるパフォーマンスが次々と。

1団体ごとに講師の中村先生がコメントをして、

ミニワークショップのように実践アドヴァイスをくださるのですが、

ヒントの引き出しがとても豊富で

ちょっとしたことでぐぐーっとよくなるので、

見ている会場もおぉ~と拍手喝采

会場との一体感も盛り上がりました。

はまゆうの「銀河鉄道999」は、つかみで松村先生の駅長さん帽子と

白手袋と笛の3点セットが大ウケでした。

もちろん歌もびしっと決まりました(と思う)。

各団の代表が集う合同合唱「翼をください」では

クラップが祈りになって降りてくる振り付けに続いて会場でもウエーブが。

これが500羽の白いの鳩になって願いを世界に届ける

というストーリーになっていて、胸が熱くなりました。

熱気にあふれたイベント、みんないきいきしていて

元気なエネルギーをいただきました。

明日もがんばろう~💛

 

 

 

 

ワクワク

フェスティバル直前の最終調整。

歩く時も姿勢よく、音の切り際も正確に。

意識しないとゆるんでしまうことや

歌い慣れてあいまいになっていたことなど

諸々を再度確認しました。

何度か指摘されていることなのに、

”ちゃんとできれば10歳若返る”と言われたら

たちまちびしっとできるようになりました~

すごい効き目!

本番は何歳若返っているでしょう( ^ω^)・・・

楽しみです。

 

しばらくお休み中だったSさんが復帰。

一緒にお友だちが二人見学に来てくださいました。

お若いSさんのお友だちなので、お若い方たち。

それだけでもうワクワク。

本日欠席の方の立ち位置に代わりに入っていただいたところ

最後の決めポーズも一緒にばっちり。

お片付けもさりげなく手伝ってくださって

嬉しくなってしまいました。

なんだかとっても元気が出ます!

お仲間になっていただけると嬉しいな~

 

 

 

切れ味よく

フェスティバルまであと1週間ちょっと。

動きも歌も、細部の調整に取り掛かっています。

大きな移動や複雑な動きこそありませんが、

ピシッと切れ味よくみんなが揃っていたいので、

ひとつひとつの動きを入念にチェック。

動きに気を取られて出だしの準備が間に合っていなかったり、

切り際の拍数があいまいになっていたり、

まだまだ気をつけなくてはいけないことはたくさんありました。

入退場もスマートにいきたいですね。

階段で蹴躓かないように気をつけなくちゃ💦

 

午後は、5年ぶりの再開が決まったチャリティーコンサートの練習。

東日本大震災から13年、その間に各地でいくつも大きな災害があり、

コロナもあり、今年は能登半島地震がありました。

心を痛めるばかりで直接は何もできない私たちですが、

今できることをやって被災地の方たちに心をつなげたい。

再開するにあたって、そんな気持ちを新たにしました。

3月10日(日)14:00~15:00

イオンスタイル湘南茅ヶ崎 国道側アトリウムで行います。

ぜひご来場ください。

 

 

 

 

リフレッシュ!

いいお天気!

6階にある勤労市民会館の練習場の窓からは

青い空に真っ白な富士山がくっきり見えます。

富士山を見ながらのラジオ体操はとても気持ちがよくて

心が晴れ晴れとしてきます。

口三味線のラジオ体操、途中で音域が高くなったり低くなってきたりすると

なんとも絶妙な塩梅で自在に音程が変わり、何事もなかったように着地。

毎回感心しているのですが、これって何か特殊な能力なのかしら。

 

さて佳境に入ったフェスティバルの練習。

エストロにかかると、入退場の歩き方やら並びの間隔やら

細部がぴしぴしと修正されて見栄えがぐんとよくなっていきます。

ダメ出しやり直しの度に笑い声が弾けて賑やか~

楽しい本番になりそうです。

その後はおかあさんコーラスの「みやこわすれ」や「枕草子」。

息の運び方、膨らませ方、気持ちのつなぎ方などなど

音楽がどんどん濃くなっていくのをたっぷり味わって

満たされた気持ちに。

これで1週間元気でいられそうなエネルギーを補給しました。

 

その後の役員会も、議題があっち行ったりこっちへ行ったり

いろいろ膨らんだりしながら、諸々決まっていくおもしろ会議。

ずいぶん笑った気がします。

書記さんは大変ですみません💦

みんな前向きな気持ちがあるから、

きっとこんなに楽しくて元気になれるのですね。

しあわせな時間でした。