今なら間に合う

声を鍛えようと取り組んでいるバールドシュのAve Maria

その日の最初の出だしの声はやっぱり一度ではうまくいかない。

自分なりにいろいろ気を付けたり準備したりする。

周りのだれよりも後から声を出すように、と試みる。

そんなことで少しずつ声が揃ってくる。

声もそうだけれど、耳もよーく開かないといけないということだ。

道のりは遠いなぁと思うけれど、希望はある。

誰もが前向きで、ちょっとのことではめげないことだ。

百戦錬磨のマダムは、明るくしなやかで懐が深い。

時間をかけてじっくり熟成できたら、きっといいものができると思う。

 

自主練習ではコンクールの自由曲の音取りをした。

初めて歌う曲なのに、なぜか懐かしくて楽しかった。

この和音の進行、この流れ、記憶が呼び覚まされるような気がする。

これから広がる新しい世界、とてもわくわくです。