せいいっぱい

今日は『植彩のアルバム』から「せいいっぱい」を。

歌うのを楽しみにしていた曲です。

なぜって、歌詞がとてもいいから。

 

かたすみであれ ひかげであれ

花が 花であるかぎりは

そのさきかたたるや

いのちを せいいぱい

あふれさせる かたちだ

 

種蒔きしたり、花の苗を育てたりするのが大好きな私。

まっとうに育って立派な花を咲かせてくれることも嬉しいのですが、

売れ残ってしょぼくれている苗を連れてきたり、

こぼれ種が芽を出しているのを見つけて育てたり、

折れてしまった枝を水に差して根っこを出させたり、

すみっこに追いやられがちな子たちのお世話をするのが楽しくて

時間がかかっても生き生きと花を咲かせてくれるのが

何とも言えず嬉しかったりするのです。

 

そんなわけで、歌っているうちに泣きそうになるくらいいい曲でした。

ニゾンが多いし、四分音符がずっと並んでいて、

シンプルでわかりやすい曲なのですが、決して簡単ではありません。

言葉をちゃんと伝える発音やイントネーションや音程は、一筋縄ではいかないですね。

ぼーっと歌ってると、ほんとにへたっぴーに聞こえる気がします。

だけど、いい曲にしたいです。

やりがいがありますね。

 

自粛中に増えてしまった我が家の花たちは、今てんこ盛りの花盛りです。

おかげで花がらつみや水やりや、お世話が大変。

それが楽しいのですけどね。

 

今日もお休みしていたメンバーが戻ってきて、いい曲にも出会えて、

とても幸せな気分でした。

帰り道、先週はちらほらだった中央公園の桜が満開近く咲いていて

花のトンネルの下をゆっくりと歩きました。

来週もいいことありますように。