風に乗って

今週はお休みが多く15名での練習でしたが、充実していました。

暗譜の宿題だった「リルケの薔薇」

出だしのユニゾンを何回も繰り返し練習します。

たった一つの音をみんなで揃える、

それだけのために体や息の使い方などなど、

とてもたくさん気を付けなくてはならないことがあります。

それを一つずつクリアしていくと

音がきれいになるだけでなく、倍音が増えて響きが広がり、

フレーズの流れやリズムの乗り方も変わってくる。

マスクは相変わらず歌いにくいし、空調の音もうるさいけれど

耳をすませば倍音もちゃんと聞こえてきて

ぐんぐん面白くなっていきます。

息が続かないと体力つけなくっちゃと思うけれど、

むしろ余計な力は抜いて、息がちゃんと流れに乗れるようになれば

楽に続いていくのですよね。

(でもやっぱり力が入っているようで、喉がガラガラになってしまい

午後から遊びに来た孫に、ばぁば風邪ひいちゃったの?と言われました💦)

 

発声担当のメンバーが、オリンピックの新体操の選手の

演技前の力の抜き方や顔の作り方がとても参考になったといっていました。

力を入れる前にはふっと抜かないといけないし、

マスクをしているから余計に顔の表情もとても大事ですよね。

先週はワクチン接種2回目の翌日でお休みしてしまったので

1週間なんとなくタラタラ過ごしてしまいましたが

やっぱり練習があると体も心も刺激があって楽しいです。

暑いですし、感染も心配ですが、気を付けながら練習を続けたいです。