自在に

今週も「おかる勘平」にどっぷりです。

まだまだ音程やリズムに振り回されていて

色やにおいが立ち上ってこない。

以前に歌った記憶でやりたいことはあるのだけれど

まずは正確に歌って通せるようになってから。

早く自在に歌えるようになりたいです。

 

巻末にある縦書きの詩を読んでみると

歌とはまた違った感覚が漂っています。

いろいろな手触りや匂い、温度や光、そして音。

語りの口調は白秋という男性のもので

描かれているのはおかるという女性。

文楽の人形が命を吹き込まれて動くさまが目に浮かぶ。

動いているのは美しい人形で、

太夫の語りは野太い声だけれどあらゆる表情の七変化。

そのまんまではないところに、かえって深い味わいが引き出される。

歌舞伎や文楽をまた見に行きたくなりました。

絶妙な間、声色(こわいろ)

曲の中にもふんだんに盛り込まれていて

エストロがお得意で、よくやってみせてくださったっけ。

お楽しみはこれからだけど、

7月2日のステージに間に合うのか?!

シャカリキでがんばろう~🎵