耳を開く

こんな和音が鳴っていたんだ。

通り過ぎていただけ、耳には入っていたけれど、ちゃんと聴いていなかった。

ピッチやバランスを整えるだけでなく、鳴らそうと思って息を吹き込む。

偶然集まったのではない音が響く。

一音一音確かめていると、もっともっと和音を磨きたくなってくる。

それにしても如何に耳を使っていなかったか・・・

もっと味わい深く、心地よい音が鳴らせるようになりたい。