耳を開く

今週は万葉恋歌のクラスターを細かく練習、
 
何種類かの音がただ何となく鳴っているのと、きちっと聞きあって鳴らしている音では
 
響き方が全然違うということが、ようやくわかってきた。
 
聞きあうと音がくっつく。音が密着すると光が強くなり、空気が濃くなる。
 
倍音が空間を埋めているんですね。
 
30分以上もあちこち整えてやっとできた音、自在にコントロールできるようにならないとね~
 
 
 
さてさて、土曜日の自主練習にTrinityさんが来てくださいました。
 
さっそくチャリティーでうたう「さくら」を披露。
 
6人しかいないのに、第一声で空気が変わるんです!
 
安定したフォームできちんと支えられたピッチぴったりの音。
 
密着した和音がたくさんの倍音を生んで空間を満たす。
 
届かない音程や足りない腹筋、合わない和音にさんざん手こずってる私たちには
 
ちょっとカルチャーショックですよね。
 
トリさんに中に入って歌ってもらうと、すかすかしていた空気が濃くなって
 
芯棒入れたみたいに音がしゃっきりするんです。
 
大人数のざわーっとしたトーンになってしまうのが申し訳ないですが・・・
 
すごく刺激され、変わらなくてはいけない自分を痛感しましたが、
 
えみみちゃんのとなりで歌っているのが本当に気持ちよくってしあわせでした!
 
またきてくださいね~