潤い

久しぶりに「歌った」気がしました。

このところ後半ステージ構成のチェックが多く

通してはいたけれど、ちゃんと歌にアプローチできていなかった。

覚えることもたくさんあるし、楽しいこともたくさんあるけど

歌のクオリティーも伴っていないと、とっても残念。

前半のステージに歌うのは、

「植彩のアルバム」から5曲

「九ちゃんが歌ったうた」から3曲

日本民謡による「四つの女声合唱曲」から3曲

駆け足ではあったけれど、

息の密度とか響きの厚みや広がり、

イントネーションやピッチを考えた言葉の説得力、

伝えたい表情、

などなど、マエストロならではのたくさんの恵みが降り注いで

乾いていた体に潤いが戻ってきた感じでした。

ニゾンの美しさなど、歌いたい気持ちが先走ってしまうと

なかなかうまくいかなかったりするのですが、

熱い気持ちのままに、決め所は冷静に美しく整えられるように

練習を重ねていきたい。