たったひとつの音の音程を整えるためにたくさんの時間を費やす。
低いと言われれば、みんな必死であちこち引っ張り上げたりいろいろ試みるのですが
考えすぎ、顔上げすぎと言われてまたまた悩んでしまったり・・・
一応それなりの、そこそこの水準の音程はクリアしていたとしても
そこからさらに精度を上げることで、違う世界が開ける。
そのための練習に時間を割けるのがコンクールの練習の醍醐味なのですね。
今四苦八苦していることがどんなふうに花開くのかは私たち次第。
グレードアップしたいですね。
音の精度も、私たちだけの音色や表現力も。
土曜日の自主練習では、自由曲の候補の曲の楽譜が届いたので
さっそく音取りしてみました。
テキストは与謝野晶子の「みだれ髪」
「おかる勘平」で開いた妖艶官能の世界の扉を、さらに一歩踏み込んだ感じ
テンポや音量の変化、ぶつかる音、難しい要素はたくさんですが
ぐーっと引き込まれる感じがしました。
なかなかいいんじゃないでしょうか。
まだ候補なので、他にも音をあたってみるのかもしれませんが
早く決めて愛情注いで歌いこみたいですね。