今年の北とぴあ合唱フェスティバルのオープニングコンサートのテーマは、
「日本語で歌われる世界の名歌」
本来はその国の言葉で歌われるのが一番ふさわしいはずなのですが
名訳に巡り合ったおかげで日本の歌として定着している曲は案外たくさんありますね。
「すみれの花咲く頃」もそのひとつですが、はまゆうのテーマとしては
ただの日本語でなく、非常に美しい日本語で歌うことを目指すことにしました。
歌のテキストである言葉に非常に繊細なセンスをお持ちのマエストロにかかると
イントネーションや言葉の明るさ、子音の明快明瞭の加減などなどに厳しくチェックが入ります。
違うイントネーションになっている部分を強調しないための入り口の入り方
などという練習は、ほぉ~ とため息が出ます。
意味に合った高さや明るさ、というのも確かにありますもんね。
はる・・・・貼る?・・・・春
はな・・・・穴?・・・・・花
細部のディテールって案外神様がいるところで、仕上がりが全然ちがうのですよね。
初めからこんな練習ができてちょっとうれしい。忘れないようにしないと。
アンサンブルとか表情とか、大事なところはまだまだこれからだけれど、
オリジナルのアレンジだし、飛び切りきれいな曲にしたいですね。
ソプラノは高い音が多くて大変・・なんだけど、毎回すごいきれい。
「すみれ・・」ってあの宝塚のテーマソングですもんね。
ファンが多いソプラノさんには、なんだか別のスイッチが入っているらしいです。
メロディーとの絡みにややおいて行かれているアルトとしては
そのあたりのテンションに合わせていかないとね。
次も楽しみ。