VPP合同練習

4月6日はVPPの合同練習でした。

おかあさんコーラス県大会に、緑さん、松さん、はまゆう、それぞれが出演、

VPPでは招待演奏で、千原秀喜作曲「もう一度」を歌います。

まずは各団15分ほど練習した後で、それぞれの持ち歌を披露する試演会が行われました。

トップバッターの松さんは、高田三郎の『内なる遠さ』から2曲。

丁寧に歌い込まれている感じで、緊張感のあるピアノとともに豊かな情感が伝わってきます。

続いて緑さんは、チルコットのジャズミサ。新しいバージョンの楽譜ですね。

はつらつとした歌声とみなさんの楽しそうな表情、こなれた動き方に目を奪われました。

そしてはまゆうは、バールドシュの「カンテムス!」と「お嫁さん」

暗譜がぎりぎりで、待ち時間にもパートごとに集まって発音の確認やらリズム読みやらで必死です。

ステージでの緊張感が功を奏して、途中ちょっとつんのめりそうになりながらも、なんとか歌い切りました。

身近で一番熱心な聴き手の前で、それなりのものを披露するわけですからそれなりの努力が必要で

こういう機会を持てるというのはとてもいいことだなぁと思います。

とても刺激されますし、自分たちを磨こう、伸ばそうという原動力になります。

その一方で、合同のVPPとしての性能も伸びているような気がします。

VPPとしての音色がまとまりのある温かい色合いになってきていることを

みなさんも感じているのではないでしょうか。

久しぶりの合同練習でも違和感なくいつもの響きが奏でられるのは、

お互いの人柄がよくわかってきて、お互いの良さを評価しあうことができる信頼感が

育ってきたからではないかと思っています。

「もう一度」は決して華やかな曲ではありませんが、ぐっと心に迫るいい曲ですね。

この人数だかろこそ出せる声の厚みで、他にはない演奏をしたいです。

急に寒くなってしまいましたが、風邪などひきませんように。