いよいよ全国大会が目前に迫ってきました。
といっても格別緊張しているわけではないのですが、全国ならではの練習に感激しているところです。
この時期ここでしかできない、マエストロならではのレッスンの数々。
出だしの一音、一字一句から、細部を彫り上げていく繊細さ、鮮やかな手法。
感心している場合じゃなくて、実現しなくてはならないのは私自身なのですが、
湧きあがる充実感がなんとも言えない!
信長先生とマエストロに共通する邦楽の世界が秀逸
間を切り裂く柝(き・拍子木)の音、長唄の合いの手、見得を切る歌舞伎役者
はらわたにぐっとくる独特の間合いや重みにしびれます。
ピアノは実際に柝の音を演じているので、マエストロに本番で合いの手入れてほしいくらい。
びしっと空気が引き締まります。
地鳴りのようなピアノの連打は兵隊の軍靴の音のよう、というひとことで、
またイメージが真実味を帯びてくる。
こんな練習を味わえるだけでもしあわせだけれど
全国の舞台ですべて余すところなく演じ切ってみたい。
「お軽勘平」の芝居をみんなでやった箱根合宿も、凝りに凝った真剣勝負で
とてつもなく楽しかったことを思い出します。
何かできそうだよ、はまゆう~♪