合唱したい

爽やかな5月。

今日も元気だ、牛乳がうまい  って志村けん加藤茶の爆笑コントだけど、

今日も天気だ、合唱がしたい  という気分。

ずっと家にいると、それなりに家事はたくさんやることがあるし

庭いじりも散歩も楽しくて、一日一日が過ぎていく。

「合唱のない日常」が3か月目に突入、

そう簡単には今まで日常だった合唱が戻ってこないだろうと思い始めている。

でも、そう簡単に合唱人は合唱を忘れたりしない。

ポストコロナ、新しい合唱の形がたくさん提唱されてきている。

オンライン合唱、リモート練習、テレコーラスなどなど

未来にはそういう形ももちろんあっていいと思うけれど

私はあんまり魅力を感じない。

一人で歌ったものを合わせて出来上がる合唱は、

聞くだけなら素晴らしい演奏がたくさんあって、涙が出ることもあるけれど

歌ってる現場っで孤独じゃないのなかぁ。(よくわからないだけなのか)

私は同じ空間で同じ時間を共有して、みんなで作り上げる合唱がしたい。

そのためにできることってなんだろう。

最近、合唱再開のために妄想していることがある。

練習会場の入り口に、入る人を一瞬で滅菌殺菌できるミストシャワーが噴き出ていて

みんな完璧クリーンになって入場。

練習室やホールは、ウイルスをすべて換気できるエアコンが装備されていて

いくら歌っても空気は汚れない。

必要なら指揮者と合唱団の間にエアカーテンを設置。

もちろん騒音は一切なし。

終了後は使った人がそれぞれに消毒もして、また滅菌シャワーを浴びて帰っていく。

こんな設備ができたら、練習会場だけでなく、ホールも飲食店もライブハウスも

スポーツジムもショッピングモールも、みんな安心して営業できる。

学校だって安心。

どこかの空調設備の会社が開発してくれないかなぁ。

マスクもいいかもしれないけれど、こういうところに何百億円か投資してほしいな。

新しい生活様式に必須だと思うのだけど、どうでしょう。

私にできることといったら

歌いたい気持ちを持ち続けることぐらいしかない。

危機感はあるけれど、希望もつないでいる。

またみんなと歌える日が来るまで、

合唱団とか合唱連盟とか、いろんな組織が持ちこたえてほしい。

合唱を指導する指揮者やピアニストも、大事な音楽文化の担い手。

何かで支える力にもなりたい。

そう願っている人はきっとたくさんいる。