よいものをつくる

ひとつの曲にしても、ひとつの演奏会にしても

よいものを、できるだけよいものをつくろう!と思ったら

不安やほころびのない完成形をできるだけはやくつくって

全体を繰り返し練習するのがいいですね。

全体のイメージ、設計図を、頭や理屈でなく

体にしみこませる。

ま、あたりまえのことなんだけど・・・

ゆるぎない安定感がうまれるし

もっと磨いたり深めたり出来るし

新しい発見があって、広げることもできるし

愛着が湧いてくるし


とりあえず形だけ作ったものは

時間を置くとすぐ記憶が薄れてしまう

あっちの曲が言えるようになったら

こっちの曲がしろくなっていた

もぉ~脳の容量ってこんなに少ないわけないんだけど・・・

ついぼやきがでてしまう

だめなものは時間と愛情をかけて育てよう


コンクールのときは、数曲に集中して時間をかけるので、

厳しくもあるけれど贅沢な時間の使い方が出来る

コンサートの全体をクオリティーの高いものにするのは大変なことだ

足を運んで聴きに来てくださるお客さんに

時間がなかったとか、難しかったとか

そんな言い訳はできない


あと20日、もう20日、まだ20日

充実した時間の使い方をすれば

もっとよいものができる