心のこもった歌

女声合唱団「松」第7回コンサートを聞いてきました。

『ヴィヴァルディが見た日本の四季』がいい曲だった!

信長さんのセンスと知性と遊び心がいっぱい詰まっていて心憎い。

ヴィヴァルディの「四季」の春夏秋冬に、日本の抒情歌が組み合わされているのだが

この選曲がそれぞれに絶妙で新鮮で、うわ~なるほど~~と感心してしまった。

春には滝廉太郎の「花」がすんなり、夏はなんと「城ヶ島の雨」、季節感が違うのね

秋は「村祭り」がパートナーソングのようにサンドウィッチになっていて楽しい

冬には「ペチカ」がしっとりと収まっている。

ヴァイオリンが全体をリードしていて、このふっくらと温かくふくよかな音色が

人の声にだんだん染みとおっていくようで、心地よかった。

特に「ペチカ」は、歌っている人たちの気持ち・・この曲が好きでとても大事に歌っているのが

じ~んと伝わってきてうるうる・・・

心のこもった歌って、音色も温度も息遣いも変わるのがわかる。温かくていい歌だった。

他にも「TOKYO物語」ではちょっとパフォーマンスもあったし、

衣装もいろいろ早変わりがあって楽しかった。歌っている表情が楽しそうなのが何より。

合同で歌ったせいもあって、親近感が湧いて応援しながら聞いていた。

来年の合同ステージ、また楽しみです。よろしくお願いします♪